前回記事「自宅で素人ギター塗装②」ではオービルサンダーという電動やすり掛けマシンを使って塗装はがしを試みた。しかしなかなか塗装が剥がれていかない。
ギターがそれだけ丈夫にコーティングされているということが分かり、ありがたいことだったんだと気づいた。それでもシトラスピンクになったギターを弾いてみたい。
夢に向かって進んでいこう…..
前回記事を読んでいない方はやすり掛けの恐怖を知っていただくのが良いだろう。下記のリンクから読んでみよう。
前置きはこの位にしておいて…
前回外側のじょーぶな塗装を剥がしたのがこれ↓黒っぽいのは下地と思われる。効率の良かったホットガンとスクレーパで仕上げた。触るとすべすべで気持ちが良い。
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やすり掛け後半戦
これから下地を剥がしつつ木目に沿ってやすり掛けをしていく。ここでも手掛けは大変すぎるので電動やすり掛けマシンの復活登場だ。
オービルサンダーに粗めのやすりをセッティング。
偉そうに解説記事を書いているのだが始めるまでは、やすりの粗さの番号は全くわからない素人だった。
わからない人向けに偉そうに解説すると…
←粗い #80→#120→#240→#320→#800 細かい→
粗い方からやすり掛けをして徐々に細かくしていくのよ。どこまで細かくするかは作業する人次第。木材なので#2000までは不要らしい。そこまでいくと金属とか汚れ落とし?レベル。
#800まで削ると。つるつるの触感に。しかし頬ずりすると粉がつくのでやめておこう。
削るときはできるだけ木目に沿って削っていく。
徐々にも木目があらわれてきた。
もちろん裏もすべすべに。
ここで気になるのが前回記事同様曲線部分だ。
前回記事でも紹介したができるところまでサンダーで進め、できないところはスポンジやすりを手掛けする。ここは覚悟を決めよう。前日からのスクレイパー作業で筋肉痛だが通らなくてならない道だ。
3Mの製品は偽物っぽいのもあるので注意しよう。
やすり掛け終了 3日かかった
やっとできたぁ~
爽快なすべすべ感と木目の美しさよ~♪
苦労と完成の喜びの陰には…..
足跡を文字通り残す私。日本全国に古くから伝承されているダイダラボッチの伝説を思い出した。
それだけ粉塵が多かったということだ。ダイダラボッチの足跡を発見した後は電動サンダーを動かしている間は掃除機をオンにし続けて吸い込み口をサンダー方向にガムテープで固定して対策をしてみた。その結果少しはましになったようだった。
↑なぜか持っている10年に一度くらいしか使っていない業務用掃除機。久々の発進。水を入れて使う。普通の掃除機でもOKだけど。
やすり掛けの粉塵は黄砂のごとく部屋中を席捲した。そのため清掃にかなりの時間がかかったことは揺るぎのない事実だ。
次回はいよいよ塗装。このために剥がしを筋肉痛になりながら頑張ってきた。
次回こうご期待!
今回の作業の様子を60秒で見れます。見ていない方はどうぞ。(音が流れます)
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