隅田川で歌っていたらプロレスラーになった?!

隅田川で歌っていたらプロレスラーになった
隅田川で歌っていたらプロレスラーになった
ガガルネ

人生は先がわかるようでわからない。自分が思っている自分の人生の範囲を超えたことが常に起こる可能性があるんです。私は墨田川で歌っていたらプロレスラーになったんです。

自分でコントロール不可能なことから変化が…

人生は予想しないことが起こる

Not only life that goes the way you know

自分の人生において先がわかるようでわからない。自分が思っている自分の人生の範囲を超えたことが起こる可能性があります。

隅田川でギターを抱え歌っていた

隅田川水上バス

2014年隅田川の水上バスのイベントで私は100人ほどの前で歌っていた。そこに来ていた前から親交のあった作家影野臣直さん。その影野さんが音楽プロデューサーTHOGOさんを紹介してくれた。

キャットXXX?なんだろ それ?

歌舞伎町

隅田川のイベントの4日後、歌舞伎町のカフェで初めてTHOGOさんと面会した。そのにキャットファイト(女性同士がリングで闘う競技)に出てみないかと言われた。キャットファイトってよくわからなかったが「ぜひお願いします」とお答えした。その帰り道スマホで「キャットファイト」と検索しまっくていた。

さらに予想にもしていないことが…プロレスの厳しさに直面

試合にでて2年ほどすると、そのキャットファイト団体のプロデューサーミス・モンゴル(東京03豊本さんの奥様・師匠は大仁田厚さん)さんが女子プロレス団体を持っていて「プロレスやってみない?」。ここでも「ぜひお願いします」とお答えし他の仲間とともに竹芝のリングでの練習に毎週通った。半端なく厳しい練習の後デビューまでに至った。一年中怒られなながら鍛えられていたのであった。感じ方は人それぞれだったが、練習も厳しい、業界の上下関係、昔からのしきたりなども厳格、先輩への気遣いも必要で一時は本当に辛くて死んでしまったほうがマシなのかと思ったほどであった。(みなさんに感謝。現在はプロレスはやめていてキャットファイトには出場しています)

手前が私です

私は運動はあまりしてこなかったほうであるし、プロレスに至っては全くわからなかった。もちろん未経験だから断ってもいのかもしれなかった。でもオファーをもらった瞬間まさしくワクワク!電撃のように「ひかり」を感じたのだった。その業界全くわからないのだが挑戦してみよう!と思ったのだ。

向かって右、中央が私。プロレスラーには全く見えませんが…

人生はいろんな展開がある

業界に限らず、一つのことに打ち込んでいると、ひょんな出会いから次のステップにいったり、自分のしていることがもっと大きくなっていったりする事がある。(逆もあるかも)それを選択したりしなかったりするのはもちろん自由だ。キャットファイトやプロレスのオファーをもらっても何もわからないからある意味「闇」だった。でもそのオファーを受けた瞬間に感じる僅かな「ひかり」を感じて決めたのである。

人との出会いが運命をつくってきた

人間明日のことくらいはだいたいわかっても5年先10年先はわからない。あなたは子供のときに今の自分を想像できていたでしょうか。自分の人生を自分だけでコントロールできていたのでしょうか?影に多くの人たちとの出会いがあります。忘れてしまった出会いももあるかもしれません。

2種類の運命

  1. 時間が近い見えている予想できる運命
  2. だいぶ先の運命で予想できないもの

①は「明日、イベントで歌う」という明確にわかるもの ②は①を行うことによって起こる予想し得ないこと。すべてを意識してコントロールしているわけではない。

音楽に集中していたいのだが、演劇のオファーがきて関係ないので断った。断らなければ次のステップになるか、あとあと演劇で得たことが音楽の質、幅を広めたりすること。必ずしも有名になるとか金儲けできるだけではないんです。新たな挑戦には新たな成長があるんです。金銭面だけの側面からだけで見るのではなく、「全てにおいて豊かである」という自分を作っていくのです。

AppleMusicで1位獲得!

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ABOUT US
梶原 ひかるこのブログを書いている人
神奈川出身のトランスジェンダーアーティスト。生まれつき性同一性障害。悩み多き人生を送る。大好きなのは作曲。ほとんどの曲はインスピレーションに基づき作成されている。女子プロレス団体「世界プロレス協会」に3年間所属。師匠のミス・モンゴルさんはあの大仁田厚さんの弟子でもある。現在は音楽活動のほかキャットファイター「びりりあん みりんだ」としてもリングの上でバトルを繰り広げている。