ギターのアンプヘッドをはじめ持ち運びやすい小型アンプヘッド、ペダル型アンプ、フロア型アンプなどラインナップが揃ってきました。私も音楽スタジオではMarshallのアンプを使ってきましたが、個体差が激しく一定の音質が保てないのが悩みでした。
完全を求めるならアンプだけではなくキャビネットの両方を持ち込めばいいのですが運搬が大変になってしまいます。
持ち運べるアンプがあればスタジオでもライブ会場でもキャビネットがあれば完全ではないにしろ、ある程度予想できる音質は確保できそうです。
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キャビネット編
多くの音楽スタジオにJC120かMarshallは置いてあると思います。JC-120にはスピーカーキャビネットとして使える機能はありません。ですのでMarshallのキャビネットを使うことが多くなるはずです。
以前の記事で壊れたJC-120をキャビネットに改造した記事をのせましたので興味のある方は覗いてみて下さい。
今日のターゲット↓Marshall JCM900。今回このアンプヘッドは関係ないけどね。
↓JCM900をゆっくり回転させます。高価なので慎重にね。アンプヘッド落としたらえらいこっちゃ。おいおい片手はだめですよ。悪い見本です。
接続部
キャビネット背部です。重要な画像です。
①インピーダンス
- 左が4Ω
- 右が16Ω
これはアンプの対応インピーダンス(Ω)と同じものをつなぎます。このキャビネットでは4Ωか16Ωの2種類の対応になっています。私が持ってきたペダル型アンプは4、8、16Ωと自動対応でしたのでどちらでも接続していいことになります。Ω値が低いほど大きい音が出るはずでしたがどちらもあまり音量は変わらなかったです。
②真ん中のセレクトスイッチ
- 左がモノラル
- 右がステレオ
ステレオ入力したい場合(アンプ側の機能)を除き通常はMONOにします。ちなみにステレオにすると左右それぞれ4Ωの入力として機能します。
↑だらんと下がったケーブルはギターシールドではなくスピーカーケーブルです。アンプからは高出力になりますのでスピーカーケーブルでないと危険です。
スピーカーケーブルをアマゾンなどのサイトで検索すると結構高価。
ベルデン製のケーブル92cmが2000円ほど。(2022/6月)私はボーカルがメインなのでステージでは最前列にでます。だからアンプから離れても大丈夫な5m位は欲しい。そうなると約1万円程度!となります。
金額的に問題なければ購入してもいいかもです。作る手間も省けますしね。私は節約のため自作しました。
スピーカーケーブル自作
プラグのハンダ付けができれば5m程度のスピーカーケーブルでも1000円以内と破格?で作製できます。
モノラルジャックは金属製にしてみました。丈夫そうだし。少なくとも片方のプラグはストレートにしたほうがよいです。接続部の形状に対応するためです。一度両側をL字で作ったあと作り直しています。そのため5mに届かず(涙)
ベルデンなど高級な電線がありますが、同じ銅製なんだから家庭用の電源コードと同じもので問題ないのではないかと思って選びました。「JC-120をキャビネットに改造②」↓の記事で作成したケーブル使用の楽曲が視聴できます。特に使用してみても問題ない感じです。(ベルデンのスピーカーケーブルは持っていないので音質の比較はできませんが)ノイズもほぼないです。
ケーブルは2芯0.75mmの太さがおすすめです。2芯のVVFケーブルというのがあります。その太さに1.6mmや2.0mmがあるのですがコードが固く扱いづらいです。適度な太さがわからなくて買ってしまった硬い電線が部屋に放置されています。(残念)
↓0.75mmの太さで丁度良いケーブル
PA(ミキサー)接続編はまた後日追記しますね。乞うご期待! ←記事完成しました!
次回はいよいよPA(ミキサー)直でギターをつないでみた!の記事です。是非参考にしてくださいね。
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