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バスタ新宿を出発 ところが…
もともとは富士山五合目に行きたかったんです。MV撮影のために。巨大な富士というパワースポットの中で撮りたかったんです。
アプリで高速バスを予約。10月末にバスタ新宿から出発しました。
ところが高速バスが積雪のため途中の富士山1合目で引き返すということに。アクシデントも割とワクワクしてしまう方なのですが、五合目に入れないのは残念でした。バスの運転手さんによると時期的にしょうがないとのこと。五合目に入る高速バスも今日で最終日だったんです。
行きも停車した河口湖駅に引き返し降ろされ駅の窓口で返金の手続きをしました。帰りのバスもすべて運行停止となり河口湖の駅で5分ほど茫然としていました。
予想よりも河口湖駅は大混雑。外国人だらけ。逆に日本人は少ない。町中の看板も英語表記が多いのに気づいた。
ようやく「河口湖から富士山見えるところで撮影しよう」と覚悟が決まった。周辺がよくわからないので地図とにらめっこした。そうすると周遊バスが2系統ほどあることに気づいた。
大人は1700円、子供は850円で乗り放題らしい。
その周遊バスのバス停を見た瞬間。「うおーっ」と心の中で叫んだ。
バス停に50人以上並んでいる。並ぶのと混んでいるのは大嫌いだ。早速周遊バスはあきらめた。
駅周辺を動き回ってみた。バス乗れないし徒歩だと湖の裏側とか行くのきついし。
途方に暮れているとレンタル自転車に乗った外国人2人組が横切った。「これだ!!」自転車借りよう!
周辺にはレンタルサイクルの店が複数あった。一番近くの店に行って1日1500円の人力自転車(電動もあった)を借りた。よしこれで湖を1周できる!Yea! という感じで方針が決まった。
新たな出発
撮影という目的が第一なので湖の東側から重い三脚とリュックを自転車の籠に入れながら風を切りながら進んだ。先日池袋のworkman女子で仕入れた防寒着を着ていたが汗ばんできた。富士山が近いとは言え河口湖付近はそんなに寒くはなかった。
天候が安定しない時期らしく雲は多め。
知り合いの写真家のロッキー田中さんの写真はこんなに雲は多くない。
以前は時々スタジオに遊びに行き夕食をしたりしたが最近はめっきりロッキー田中さんには会っていなのだが、何気なく家で見ていたBSのTVに登場したときは驚いた。
かなり前にロッキーさん主催の写真撮影会(1泊2日)で富士山の撮影スポットを教えてもらったんだがずいぶん前ですっかり頭の中から消えてしまった。要復習。
途中で美術館の近くで屋台村のようなところを発見。おなかがすいた食べよう。
疲れと睡眠不足(夜中2時に寝て朝5時起き)で顔がむくんで凶暴な指名手配の形相のようになってきたのでモザイクかけました。近隣住民を恐怖に陥れたかも。(笑)警察は呼ばれなかったようです。
生まれて初めて食べた「富士宮焼きそば」300円。安い。鰹節の粉末がかかっている。肉が入っていないのが気になったが結構おいしい。疲労した身体を癒してくれた。
いよいよ河口湖の真裏側(富士山や河口湖駅から見て)に到達。
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河口湖の裏まで到達!
その真裏の大石公園は有名らしい。急に先ほどの河口湖駅のように混雑してきた。そろそろおやつの時間だ。巨峰のソフトクリームを食べ(観光地価格!)2、3枚写真や動画を撮って休憩するのであった。
この辺には宿泊施設も結構ありホテルからカプセルホテルのような3000円で泊まれるところもあった。
富士山の頂上付近は相変わらず雲で覆われている。どうやら山頂付近ではかなりの雪が降っているとのことだ。
↓短い動画ですが雰囲気がわかりますよ。iPhone12proで撮影したものをつなぎ合わせました。三脚出す元気なくて手持ち撮影です。
そうこうしているうちに疲労の限界がきた…
凶悪犯の形相でMVを撮影する気力はなくなっていた。
疲れすぎて…MV撮影あきらめる
そうだ。今回は下見だ。良い風景の動画、写真を撮って帰ろう。
もはや付近の観光客とかわらない。
疲労の激しい観光客と化したのだ。
またガン見するおばちゃんがいた。突然の出演だがなかなか絵になっている。ここでも早速モザイク処理を忘れないでいこう。ガン見ツアーになってきたのか。
ここ河口湖美術館付近は広い芝生が広がっていて気持ちの良い場所だった。
富士山は相変わらず「ガン見」してくれないのであった。
河口湖が便利なわけ
自家用車を持たない私の移動手段は主に電車かバスだ。実は去年までバスが嫌いで乗るのを避けていた。路線バスで横向きの席に座ると酔ってくる。正面向いて座るか立っているかだと問題ない。
去年箱根の仙石原のススキの大草原を撮影したくなった。調べると小田急で箱根湯本まで行って、そこから路線バスで1時間以上もかかる距離だった。箱根でも芦ノ湖の方までは行きづらい。そこで高速バスを調べたところ都心から東名高速を通って御殿場アウトレット経由で仙石原方面に行くバスがあるではないか。しかも2000円から3000円。しかも仙石原のススキの大草原の前で停車してくれる。小田急と路線バスを足した方が高い。高速バスの運行ダイヤを調べまくった。
高速バスの旅(2時間程度)は快適だった。
ここで味をしめたのであった。
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首都圏から河口湖に行くバスは
- 東京駅から出発するパターン(東名高速経由 途中の高速バス停を止まる便もある)
- バスタ新宿から出るパターン(中央高速経由 途中の高速バス停を止まる便もある)
- 横浜を出発する便(東名・中央高速)
- 横浜と町田を出発する便
などがあった。調べてみるとよい。山中湖便もあるが河口湖に比べると便か少ない。
また、本栖湖や私が目指していた富士五合目行は夏のみや夏から秋にかけで終了というところだった。五合目は夏季が良いと思う。
真冬でも河口湖便はあるので(正月は運休が多い)非常に便利だ。なので富士五湖の中では最も行きやすいのだ。
スマホアプリで予約すると便利だ。私が使ったアプリ(サイト)は…
が便利だった。サイトでもアプリでも予約可能。
ネット予約の割引や往復割引がある路線もあった。
購入できるとチケットに表示されるQRコードがチケットになる場合とQRコード使えなくて購入メールを運転手さんに見せるという原始的な路線もあった。運行するバス会社によって変わるようである。バス自体のシステム的な問題だと思う。
よし おうちに帰ろう
いろいろ撮影して帰り方を考えた。河口湖駅に戻り「電車で帰るか」と思い、河口湖駅から大月駅までの特急券を買おうと思ったら席が満員。立って乗る特急券はあると言われた。
疲れているのに冗談じゃない。各駅停車で大月駅に行く事にしたのである。所要時間約60分。
疲れが酷いせいかバスのアプリの存在を忘れていた。
富士急行特急予約サイト ←死ぬほどシンプルな予約画面
鉄道オタクまでとはいかないが、結構電車は好きだ。時々貨物列車に萌える。(鉄オタか?)
大月駅まで爆睡した。寝過ごしてまた河口湖駅という悪夢は避けられたのだ。ここから中央線に乗り換えるわけだが次の電車が来るまで30分待ち。改札を一度出て立ち食いソバ屋で夕食だ。
ご存じだと思うが大月駅は都心から寝過ごした人の聖地である。飲んだ後の大月の空気は格別だろう。
初めて改札口の外に出てみた。飲み屋さんがちらほらとあったが、山の空気を感じる町だった。
その後の中央線も「あづさ」には乗らず普通列車でがんばった。結構混んでいて何度か乗り換えた。青春18きっぷを使って2日がかりで東京から出雲大社まで行った時のことを思い出したりしていた。
リベンジ
MVは撮れなかったがまた近いうちに…とリベンジを誓った。
そして11月末また河口湖に出かけるのであった
…..後編につづく…
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