MENU
機材編
DTMで作曲を始めるのに、最初から高価なソフト、機材を揃える必要はありません。実際iPadで作った曲がAppleMusicでチャート1位(ルクセンブルク)になったこともあります。かならずしも「お金をかける=いいものがつくれる」ではないようですね。
パソコンとアプリ
パソコン
ノートでもデスクトップでもパソコンはあった方がいいです。iPadやiPhoneでもできなくはないですがパソコンあった方がやりやすいですよ。WindowsでもMacでもお好みで良いと思います。
WindowsかMacか
知り合いに「作曲ってMacでするんでしょ?」って言われたことがありましたが、それは大分昔の話。確かに私が初めて触った作曲ソフトはMacのBladeというアプリケーションでした。
でも今は統計を取るとWindowsで制作している人の方が多いそうですよ。まあ、使いたいソフトがある方を選べばいいですよ。すでにパソコンをお持ちの方はそのパソコンで使えるソフトの中から選べばよいしね。
高機能な無料ソフト
私がメインで使っているCakewalk。無料なのに多機能なのですが最近さらにパワーアップしていました。
- Cakewalk by BandLab・・Windows版のみDLして使うアプリ イチオシ!
- BandLab Mix Editor・・オンライン版
オンライン版の機能はチェックしていないのでどれほどかは不明。でもオンラインだからMacでも使えるということですよね。さらにスマホ(iOS・Android)APPまで出ていました。
- BandLab – Music Making Studio・・iOS版
- BandLab ミュージックスタジオ&ソーシャルネットワーク・・Android版
Cakewalkは元々RolandがSONERというソフトで売り出していたものです。当時私は5万円程でその上位版を使っていました。今、無料になったものと5万円のものを比べても差がありません。むしろ…
- SONAR時代よりアプリの更新頻度がかなり高い
- より使いやすくなった
無料版が機能限定なんていう常識はもはやCakewalkには通じません。おすすめします。マスタリングサービス(音を製品版にするための工程)まであります。
Macでは
Macで無料でしたらガレバン(GarageBand)がありますよ。その上位には有料ですがLogic Proがあります。私はボーカル録りをする時はiPad版のGarageBandを使用します。設定変えれば24bitの高音質でも録音できます。録音したら家のパソコンのDAWにボーカルトラックを作って貼り付けて使います。
ボーカルを録音した後、波形を見て歌い方やマイクとの距離を調整しながら再度録音という感じで繰り返していきます。ひたすら繰り返します。
心がけているのが
- うまく歌おうとしない→力んでしまうから
- 真面目や真剣にやりすぎない→楽しく歌う
歌っている時にうまく歌おうとすると「気持ち悪いボーカル」になります。歌に意識を集中するだけです。楽しく歌ったテイクの方がいい感じで録れます。このことは何百回も自分の歌を聴いてはやり直し聴いてはやり直しを繰り返してきて気が付いたことです。
うまく歌うより気持ちよく歌う
ですね。
奇跡のファーストテイク
歌のテイクは不思議と最初の1~3テイク位がいい感じで録れます。あまりテイクが多いとだめですね。そういう時はまた後日にしましょう。焦るとさらにだめになりますから。
私の楽曲は後でピッチ調整はしませんから”正しい音程”で歌います。でも少しの音程のずれが出ても、それが味だったり、個性が出ていれば採用!テイクにすることもあります。
いや~ボーカリストなんでついこの手の話には夢中になっちゃって・・・では次です。
オーディオインターフェイス
かんたんに言うと、音を増幅させるアンプ。パソコンの中にも実は元々入っているのですが、貧弱で作曲には向きません。そこでオーディオインターフェイスの登場!なのです。
Steinberg UR12
中身はあのYAMAHAです。コストパフォーマンス最高!
10000円前後で値段も手頃で24-bit/192 kHz 対応。ハイレゾ(いい音)も対応できちゃう。スマホなんかで普段来ている音楽は16bitが一般的です。
さらにiPhoneやiPadも接続できる。
ボーカル録音だけは家ではちょっとやりにくい。スタジオにいって録るときに持っていっているんです。その時はパソコンではなくiPad(GarageBand)を接続して録音できるので便利。後でパソコンのDAW(作曲ソフトCakewalkなど)に録音データをコピペして編集するんです。
↓現在の在庫はUR12B
MIDIキーボード
曲を打ち込むときにつかいます。キーボード演奏が上手いとか下手とかは特に関係ないんですが、マウスだけで打ち込んでいくのは正直つらいからMIDIキーボードを用意するんです。でも打ち込みをしているうちに簡単なコード位は弾けるようになりますよ。私はギター、ベース、ドラムはできるですがキーボードは人前で演奏できるレベルではないです。
値段は数千円から2、3万くらい幅があります。ドラムも鍵盤たたいて入れちゃいます。
鍵盤数は25、32、49、61、88があります。作曲だけであれば49鍵で大丈夫。キーボード得意な人はもっと鍵数が多いものを選べばよいと思います。
↓ローランドは鍵盤は固く大きい。ピアノの鍵盤に少し近い感じがします。キーボードを弾きなれている人やピアノが弾ける人はローランドが弾きやすいと思います。
↓KORGは鍵盤が小さく柔らかいタッチが特徴です。付属音源も沢山ついていますよ。値段もリーズナブル。キーボードなんて全く触ったことはないという方におすすめです。
マイク
私はダイナミックマイクはライブで使い、いい音でボーカルを録音したい時にコンデンサマイクを使用しています。
「2本買うのはちょっとな」という方はライブでも録音でも使えるでダイナミックマイク1本でも良いと思います。
ダイナミックマイクの代表作 SHURE
SHUREのマイクは指向性が強いので、周りの雑音も入りにくくなります。そのへんが幅広く音を拾うコンデサマイクとの大きな違いです。家でボーカル録りやエレキギター、ベースを録音するのにも向いています。それに壊れにくいのが特徴です。
私が使っているダイナミックマイクSHURE BETA58A
「ゴッパー」の愛称で親しまれた業界標準定番マイクSM58の最上位機種。在庫がだんだん減っているようです。現在は後継のBETA58A-Xも発売している。
↓よりコストパフォーマンスに優れたお求めやすいモデル。ライブハウスにおいてあるマイクはこのレベルのマイクです。音質は十分。
コンデサマイクは Audio-Technica AT2020
1万円前後とお手頃だが音質は十分。かなりのお気に入り。最近のオリジナル曲の殆どがこのマイクで録音。澄んだ音という感じ。2021年11月時点でシリーズ合計全世界累計販売台数100万台突破したそうです。売れてますね。東京都町田市が誇る世界的企業です。(町田であと有名なのはリス園かグランベリーパーク位かなあ。)
値段の高いコンデサマイクとの違いはあくまで個性の違いです。初めてにボーカル録りするならAT2020で十分だと思います。
広い範囲を敏感に拾うのでスタジオでの録音がいいですね。自宅での録音ですとそれなりの防音が必要です。外の音も拾ってしまうのでね。
接続イメージ
全体のイメージはこんな感じ・・・
つづく・・・
※ブログ書き始めたころの記事で情報が足りていません。なので校正中です。(2022年9月)
必要な機材・ソフトはこれ!にゃ